この記事はデバイスの最新ソフトウェアバンドルをインストールする方法について説明します。最新バージョンのほうが安定しているので、常に最新バージョンをインストールしておいたことをお勧めします。
ソフトウェアバンドルに含まれているものとして、 以下のものがあります。
- コントロールパネル: ルーティング等を行うデバイスのコントロールパネル
- ファームウェアとドライバ: エフェクト等についての情報やデバイスの内臓操作
- ドライバー: Windows PCのデバイスドライバー
この3つの項目はいわゆるバンドルソフトウェアを組み立てています。Mac OS の場合は、コントロールパネルとファームウェアのみが示されています。Mac OS上の全てのAntelope製品は同じUnified Driverを使用しているからです。
※それぞれのソフトウェアバンドルとその中に含まれている項目は特定番号を持っています。但し、番号が違うソフトウェアバンドルには同じ番号の項目がある場合も見られます。例えば、バンドルバージョン 2.0.0 に CP 1.0.1 (コントロールパネル) FW 1.0.2 (ファームウェア) DRV 5.0.1 (ドライバー) があるとしても、違うバンドルバージョン、例えば 1. 59 に同じCP 1.0.1 のバージョンが見られます。
インストールされているソフトウェアバンドルのバージョン確認
Antelope LauncherのDevicesタブからソフトウェアバンドルバージョンを確認できます。
デバイスの設定ボタン(Manage Device)をクリックします。次に、Software and Firmware 画面から現在のインストールバージョンを確認できます。” Current”になっているものは今インストールされているバンドルを意味しています。
さらに、その下には、バンドルに含まれているコントロールパネル、ファームウェアやドライバーバージョンも確認できます。
” Currently Selected”はそのドロップダウンメニューから選択したバーションを示します。このように、” Currently Installed” と”Currently Selected” のそれぞれのバンドルの中に入っている項目のバージョンも比較できます。
ドロップダウンメニューから一番上にあるバンドルを選択したら、その下にある”Currently Installed” と”Currently Selected”の全ての数値が同じでしたら、一番最新のバンドルバージョンがインストール済になっています。
もし、バンドルのある項目が0.0.0として表示される場合、インストールは未完成で、もう一度インストールする必要があります。
ダウングレードの仕方
インストールしたバンドルバージョンで何か問題があれば、違うバンドルバージョンに変更することが可能です。Antelope LauncherのAdvanced設定にて、ドロップダウンメニューから三つの選択肢があります。
- Always: 選択したバンドルバージョンを問わず、その項目は常にインストール可能になります
- If Newer: インストールしたいバンドルは今インストールされたバンドルより新しいものになっている場合のみにインストール可能
- Never: どんなバンドルバージョンでもインストール不可能
ある項目をグレードしたい場合は、
バンドルインストールが完了したら、以下のような画面が出て来ます。
Antelope Launcherの設定ボタンをクリックします。
Optionsタブの”Advanced”設定をクリックします。
変更したい項目を”Always”として設定し、残った設定は”Never”として設定します。
“Apply” ボタンをクリックします。
- LauncherのDevicesタブから”Manage Device”を選択して、ドロップダウンメニューからバンドルを選択し、インストールします。バンドルインストールが完了したら、以下のような画面が出て来ます。
ファームウェアインストール失敗