この記事は以下のレガシーデバイスのみに関する記事となります。(Orion Studio HD, Orion Studio, Zen Studio, Zen Studio+)
システム整合性保護 (System Integrity Protection/SIP) は macOS Big SurとMontereyのフレームワークの一部です。不正コードの読み込みと実行を防止する役割を果たしています。
Orion Studio HDのようなレガシーデバイスはUnified Driver 3.33と気兼ね合いがありますので、 Antelope側のUnified Driver 3.33とこれより前バージョンをインストールするときには、このシステム整合性保護を無効にしなければなりません。
SIPを無効化するためには、Macをリカバリーモードで起動しなければなりません。リカバリーの手順が完了するまで、ドライバがインストールされていても、ドライバ自体は正常に動作しません。(参考記事)
1.Macをシャットダウンします。10秒後、Macの電源ボタンを長押しします。リカバリーモードで起動させます。
2.ユーティリティメニューからターミナルを開きます。
3.ターミナルにて csrutil disable を打ちます。
4.Macを再起動します
SIPを有効化するためには、上記と同じ手順になりますが、ターミナルで打つコマンドは csrutil enable です。