この記事はOrion 32HD Gen 3, Galaxy 32 SC, Galaxy 64 SC上でHDXの接続とその設定について説明します。
まず、そのHD/HDXカードには最新ドライバーがインストールされていることを確認した後に、Antelope製品のHDXポートにケーブルを接続して、HDXカードのポートに繋ぎましょう。それぞれのポートには32チャネルの利用が可能ですが、チャネル数を拡張したい場合、もう一個のHDXポートにケーブルを繋ぎます。
接続が安定していることを確認するために、ProToolsのI/O設定にて全てのチャネルが表示すれば、接続には問題ありません。表示しない場合、デフォルトのボタンから入力と出力を確認することができます。
※HD/HDX カードとデバイスの間の接続が可能になるため、特定のDigilinkケーブルの導入が必要です。
Orion 32 HD Gen 3: クロックソースを” HDX"に設定する必要があります。この設定では、デバイスはロードされているプロジェクトのサンプリングレートを受信します。この設定でもデバイスは内蔵クロックを利用しています。
Galaxy 32 SC, Galaxy 64 SC: Loop-sync機能を使用していない限り、クロックソースを”Internal”として設定しておいたことはお勧めです。
Antelopeデバイス機種によってコントロールパネルに表示されるデジタルチャネルの名前が異なります。
Orion 32 HD Gen 3: HDX PLAY (ProToolsのアウトプット) とHDX REC (ProToolsのインプット)
Galaxy 32: HDX IN (ProToolsのアウトプット) HDX OUT (ProToolsのインプット)
Galaxy 64: DIGI IN (ProToolsのアウトプット) DIGI OUT (ProToolsのインプット)
レイテンシー補正はコントロール パネルの HDX セクション内で調整できます。 自動のままにするか、手動にするか、またはなし (遅延補正を完全に無効にする) に切り替えて、調整するオプションがあります。 ProToolsがデバイスを認識する方法を変更することもできますが、特定の Pro Tools HDX セットアップに対して入門知識の場合は、手動遅延補正の最大サンプル数が得られる HD IO 16x16 を使用してください。