なお、製品のアクティベーションにはインターネットへの接続が必要です。
製品のアクティベーションを行うには、記載されている手順に必ず従ってください。
1. デバイスをアクティベーションしてすべての機能を解放するためには、Antelopeアカウントを作成する必要があります。
アカウントを作成するにはこちらをクリックしてください。
すでにアカウントをお持ちの方はこちらからログインしてください。
2. ご使用のOSに合ったAntelope Launcherをダウンロードします。
Windows – Antelope Launcher
* すでにAntelope Launcherがインストールされている場合、システムタブでManager Serverが最新のバージョンになっていることを確認してください。
3. Antelope Launcherアプリケーションを開き、ログインに使用したメールアドレスとパスワードをAntelope Audioユーザーエリアに入力し、「ログイン」をクリックしてください。
4. Zen Quadro SC付属のケーブルを使用して、本体のプライマリUSB 1ポートとMacまたはPCと接続します。接続後、デバイスはAntelope Launcher上で自動的に認識されますので、デバイスのアイコンが表示されたら次のステップに進みます。
Zen Quadro Synergy CoreはUSB-Cバスパワーインターフェイスであるため、USBポート経由での安定した電力供給が必要となります。マザーボードのUSB 3、USB 3.1/USB-Cなどのポートを使用することをお勧めします。USB 2.0ポートも使用できますが、十分な電力を供給できない場合があります。そのような場合は、セカンダリUSB 2ポートを使用することができます。
5. Activate をクリックし、画面上の指示に従います。アクティベーションに成功すると、本体が再起動します。
6. デバイスのアクティベーションが正常に完了しましたら、[Software Installation] をクリックします。
* USB接続によるWindowsの場合、この手順で本体の最新ドライバもインストールされます。
インストールが正常に終了すると、本体が再起動します。
Windows 10/11 の設定
Zen Quadro Synergy CoreをWindows 10/11のオーディオ再生と録音に最適化するには:
1. コントロールパネルから[サウンド]オプションウィンドウに入るか、システムトレイのスピーカーアイコンを右クリックして[サウンド]を選択します。
2. [出力]と[入力]でZen Quadro Synergy Coreが選択されていることを確認します:
[出力]で、インターフェイスが[Zen Quadro SC USB Audio Driver Playback 1/2]としてリストされているはずです。利用可能な再生デバイスとして4組あります。
[入力]で、インターフェイスが[Zen Quadro SC USB Audio Driver Recording 1/2]としてリストされているはずです。利用可能な録音デバイスとして4組あります。
3. [出力]の[デバイスのプロパティ]をクリックします。そして[追加のデバイスのプロパティ]をクリックします。
4. [サポートされている形式]タブに入り、使用可能なすべてのサンプルレートの横にチェックマークを付けます。
5. [拡張機能]タブに入り、すべての拡張機能が無効になっていることを確認します。
6. [詳細設定]タブを開き、利用可能な[2 チャンネル、24 ビット]モードのいずれかを選択し、[OK]をクリックしてウィンドウを閉じます。
7.サウンド設定に戻り、[入力]タブにある[デバイスのプロパティ]をクリックします。次に[追加のデバイスのプロパティ]をクリックします。[拡張機能]タブに入り、すべての拡張機能が無効 になっていることを確認します。[OK]をクリックしてウィンドウを閉じます。
Tips
使用中に同時にOSからオーディオを再生しようとして接続が中断または障害が発生した場合は、デバイスのサンプルレートがDAWセッションと一致することを確認してください。
場合によっては、[再生]プロパティの[詳細]タブで[排他モード]機能を無効にすることで、複数の再生アプリケーションを同時に実行するのに役立つ場合があります。
32kHのサンプルレートを無効にすることは必須ではありませんが、一般に役立つ場合があります。
以下も併せてお読みください。
Antelope Audio ナレッジベース - Windows 10 Optimization
macOSの設定(10.14 or later)
macOS(Mojave 10.14以降)のセキュリティ設定では、すべてが正しくセットアップされていても、DAWに入力信号が届かない場合があります。
これらの手順はDAWでZen Quadro Synergy Coreを初めて使用する際に行っていただきます。
1. DAWを起動し、入力デバイスとしてZen Quadro Synergy Coreを選択します。すると次のダイアログボックスが表示されます。
2. [OK]をクリックすると、DAWが正常に機能します。
ただし、何らかの理由で上記のイベントが発生しなかった場合、または複数のDAWを使用している場合は、[セキュリティとプライバシー] 設定でそれぞれを手動で調整する必要があります。
1. メニューバー 左上 [Apple] マークをクリックして、[システム環境設定] を選択します。 [セ キュリティとプライバシー] 設定メニューに移動します。
2. [プライバシー] タブをクリックします。左側の列で、[マイク] を選択します。使用する DAW の横にチェックマークがあることを確認してください。
注意:変更するには、左下の南京錠マークをクリックし、パスワードを入力する必要がある場合があります。
Unified Driverのインストール(macOS)
Zen Quadro SCは、クラス・コンプライアント・デバイスであり、macOSの場合、ドライバをインストールすることなく、箱から取り出してすぐに動作させることができます。
しかし、最適なパフォーマンスと安定性を確保するために、以下の手順に従ってAntelope Unified Driverをインストールすることをお勧めします。
Antelope Launcherの[SYSTEM]タブに移動し、Antelope Unified Driverの最新の利用可能なバンドルバージョンのインストールをクリックします。
macOS 10.15 Catalina、11 Big Sur、12 MontereyでUnified Driverを有効にするには、こちらの記事をご覧ください。
macOS VenturaとSonomaはこちらの記事をご覧ください。
Apple SiliconコンピュータでUnified Driverを有効にするにはこちらの記事をご覧ください。
Mac:
2013年以降に製造されたMac
Intel / Apple Silicon両方対応
macOS 10.14 Mojave以上
ストレージ容量:10Gb以上
RAM:8Gb以上(16Gb推奨)
Windows:
USB2.0以上搭載のPC
Windows 10/11 64-bit (最新の Microsoft 更新プログラムを適用)
ストレージ容量:10Gb以上
RAM:8Gb以上(16Gb推奨)
CPU: Intel Core i5™ または AMD Ryzen 以上 (以上を推奨)
iOS:
推奨: iOS 14 以降
Lightningポートを備えたiPhone / iPadには、カメラキットアダプター(別売)が必要です
Zen Quadro SC のセカンダリ USB 2 ポートを使用する必要があります
ほとんどのApple製品は十分な電力を供給できないため、プライマリUSB 1ポートはUSBポートまたは外部電源に接続し、少なくとも5Vおよび少なくとも1.5Aを供給する必要があります。
Android:
Zen Quadro SCセカンダリUSB 2ポートはUAC2(USBオーディオクラス2)であり、USB-Cポートを備えたUAC2オーディオデバイスをサポートするモバイルデバイスと一般的に互換性があります。
オペレーティングシステムのバージョンやスマートフォンメーカーのバリエーションが異なると問題が発生する可能性があるため、完全な互換性を保証することはできません。
Zen Quadro SC のセカンダリ USB 2 ポートを使用する必要があります
* Zen Quadro は、セカンダリ USB がコンピューターに接続されている場合、Antelope Launcher に表示されず、オーディオ デバイスとしてのみ表示されます。
アナログ入力
2 × Mic / Line Inputs / Hi-Z Inputs
2 x Line inputs / Hi-Z Inputs
48V phantom power and independent preamp gain for each input
アナログ出力
1 × Stereo Monitor Out on TRS 1/4 Jacks, +20 dBu max, signal balanced, DC-coupled
1 × Stereo Line Out on TRS 1/4 Jacks, +20 dBu max, signal balanced, DC-coupled
2 × Stereo Headphone Outputs
マイクプリアンプ
Dynamic Range: 122 dB (A-weighted)
THD: -116 dB
Max input level: +20 dBu
Max Gain: 75 dB
D/A モニターコンバーター
Dynamic Range: 130 dB (A-Weighed)
THD + N: -115 dB
Max output level: +20 dBu
D/A ライン出力コンバーター
Dynamic Range: 130 dB (A-Weighed)
THD + N: -115 dB
Max output level: +20 dBu
ヘッドフォン出力
Dynamic Range: 118 dB (A-Weighed)
Output impedance: 10 Ω
A/Dコンバーター
Dynamic Range: 122 dB
THD + N: -116 dB
デジタル入力
1 × S/PDIF (2 channels up to 192kHz)
1 x ADAT IN (up to 8 channels @ 44.1/48.0 kHz, supports up to 192kHz)
デジタル出力
1 × S/PDIF (2 channels up to 192kHz)
インターフェイス I/O
1 x USB 2.0 Type-C connector
16 channels of playback and recording, 24-bit / 192kHz
Compatible with Windows and macOS
1 x USB 2.0 Type-C connector
2 channels of playback and recording, 24-bit / 192kHz
Supports reverse charging for mobile devices
Compatible with Windows, macOS, Android* and iOS** devices
*互換性はモバイル機器の電源供給と仕様に依存します。
**Lightningポート搭載のAppleデバイスを接続する際は、Apple Camera KitなどのOTGアダプターが必要です。
クロッキングシステム
4th Generation Acoustically Focused Clocking (AFC™)
64-bit DDS
サンプルレート(kHz)
32, 44.1, 48, 88.2, 96, 176.4, 192
その他の仕様
動作温度
0-50°C, 32-122°F
重さ (Approx)
0.9 kg / 1.98 lbs.
寸法 – デバイス (Approx)
Width: 210mm / 8.2”
Height: 58mm / 2.3”
Depth: 136 mm / 5.3”
セカンダリUSB 2ポートを使用する際のサンプルレートの調整方法は?
通常、モバイルデバイスのサンプルレートは変更できないため、手動でZen Quadro SCのサンプルレートを合わせる必要があります。モバイルデバイス(セカンダリUSB 2ポートに接続)とコンピュータ(プライマリUSB 1ポートに接続)を一緒に使用している場合は、コンピュータのサンプルレートをモバイルデバイスのサンプルレートに合わせる必要があります(DAWオーディオ設定またはOSオーディオ設定を変更)。2つのサンプルレートは常に一致していなければなりません。
モバイルデバイスでUSB 2ポートのみを使用している場合は、GAINボタン長押しでCONTROL MENUに移動し、Sample Rateに移動して、セカンダリUSB 2ポートが検出した赤文字で示されたものと同じサンプルレートを選択する必要があります。音が歪んだりする場合は、USBケーブルを一度抜き差しして再起動し、通信を同期してください。
Zen Quadro SCをThunderboltポートに接続できますか?
はい、可能です。USB-C互換なので、Thunderbolt 3または4ポートに接続できます。QuadroはUSBデバイスとして動作します。
Zen Quadro SCでafx2dawは使用できますか?
いいえ、Zen Quadroでafx2dawは使用できません。DAWでリアルタイムFXを使用するには、ハードウェアインサートとして設定する方法を紹介したこちらの記事を参照してください。
デュアルUSBは、ライブで冗長性を確保するために使用できますか?
はい、2つのUSBポートの再生と録音は互いに独立しているので、一方のコンピューターが録音を停止しても、もう一方のコンピューターは録音を継続します。ただし、このとき両方のシステムが同じサンプルレートであることが重要です。
プライマリUSB 1ポートへの電源供給が中断された場合、Zen Quadro SCが再起動し、再生/録音が中断する可能性があります。
Lightningポートを持つiPhone/iPadにOTG機能で接続できますか?
はい、ただしLightningポートはAppleデバイスがホストとしての接続(OTG)をサポートしていないため、iPhoneのLightningポートに接続する際には、Camera Kitアダプタ(別売り)が必要になります。Lightningポートを備えたほとんどのApple製品は十分な電力を供給できないため、セカンダリUSB 2ポートにCamera Kitアダプタを介してAppleデバイスに接続するときには、プライマリUSB 1ポートには少なくとも5V、1.5A以上を供給するUSBポートまたは外部電源に接続しておく必要があります。:
USB-Cポートを備えたiPhone 15 / iPadにOTG接続して使用できますか?
はい、USB-C - USB-Cケーブル(付属)を使用します。iPhone 15は、Zen Quadro SCを動作させるのに十分な電力を供給できますが、もしiPhone/iPadからの電力供給が不十分な場合は、プライマリUSB 1ポートにコンピュータのUSBポートまたは外部電源に接続し、少なくとも5V、1.5Aを供給するように十分な電源供給を確保するようにしてください。
Synergy CoreのリアルタイムFXは、プラグインとしてDAWで使用できますか?
外部ハードウェア・アウトボードをインサートとしてルーティングするのと同じように、Synergy Core FXをどのDAWでもハードウェア・インサートとして使用できます。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
Zen Quadro SCの電源が入りません。対処法はありますか?
⦁ モバイルデバイスのみを接続している場合
モバイルデバイスのみで使用する場合は、まず、デバイスをセカンダリUSB 2ポートに接続していることを確認してください。
それでもZen Quadro SCが起動しなかったり、再起動を繰り返す場合は、プライマリUSB 1ポートに別の外部電源に接続するか、5V、1.5A以上を供給するコンピュータのUSBポートに接続してください。
⦁ コンピュータを接続している場合
Zen Quadro Synergy CoreはUSB-Cバスパワー駆動のインターフェイスなので、コンピュータポートからの安定した電力が必要です。1.5m以下のケーブル(短かい方が良い)と、最低でも5V、1.5Aを供給することができるマザーボード上にあるUSB 3、USB 3.1/USB-Cなどのコンピュータポートの使用をお勧めします。USB 2.0ポートでも使用可能ですが、十分な電力を供給できないものもあります。その場合は追加電源として、セカンダリUSB 2ポートを別のUSBポートまたは別の電源供給源に接続して使用してください。