Satoriの資機材に継電器という電力装置があります。音量の調整する際に、この継電器によってクリック・クラックルノイズが乗ります。このノイズは音を上げたり減衰させたりしたときにのみ聞こえ、デバイスの機能の邪魔にはなりません。
増幅器が搭載されたSatoriにいくつかの継電器があり、信号レベルの減衰または増加するという役割を果たします。この継電器はスイッチのように、開接点(ON) と 閉接点(OFF), 二つの位置が可能です。ボリュームノブを回すことで、ONからOFFへ、またはOFFからONへ、位置を変えると、ノイズが乗ります。
継電器は信号レベルを上げたり下げたりすることに応じて、様々な組み合わせができています。その中で、ある組み合わせの継電器が同時にスイッチされます。このスイッチ自体はおよそ10~20㎳かかります。物理的に、全ての継電器が同時に同じスピードでスイッチすることが難しいため、スイッチするたびにSatoriのAmplifier Sectionからアナログノイズが乗ってしまいます。但し、このノイズはハードウェア不良と関係なく、継電器によるの正常動作だと思われます。音量調整をしたら、その場合のみ現れるので、もし、ボリュームノブを操作していないにもかかわらず、ノイズが発生したり、音が割れたりする場合は、 Antelope Audioのサポートスタッフへお問い合せ下さい。