Windows 上で利用している場合、ドライバーの詳細を監視出来ます。
Windows タスクバー、右下の隠れているインジケータを表示します。各製品のドライバーにアクセスできます。
Info
デバイス情報が表示されます。
About
ドライバー情報が表示されます。
Status
現在の動作サンプルレートが表示されます。
Options
ストリーミングのモード Always と On when needed が選択出来ます。
Format
現在の動作フォーマットが表示されます。
ASIO Device
現在利用できるデバイスを表示します。
Buffer Settings
任意のバッファサイズに変更出来ます。また Safe Mode の有効無効が出来ます。(この値が適切でない場合、正常にストリーミングが行えない場合があります。)
Client Info
リアルタイムのドライバーの状況を確認できます。数字表記が 1 以上の場合、意図しない別のアプリケーションから割り込みを掛けられる可能性があります。また、ドライバーを利用していないにも関わらず 1 以上の Clients が表示されている場合は、意図しないアプリケーションがドライバーを専有していることになります。これらはドライバーの正常動作の妨げの原因となっている場合があります。
ドライバーは複数のクライアントに割り当てが可能ではありますが、この柔軟な機能はアプリケーションの不要な干渉を受ける場合があり、ASIO や WDM のドライバー動作の妨げとなる場合があります。安定的な利用をしたい場合はクライアントはそれぞれ 1 以下にします。
音声を扱うアプリケーションの場合、ドライバの開放に関連するオプション設定があります。ドライバの開放が行われない場合、同時に別の音声アプリケーションが再生できない場合があります。(ドライバの競合) この場合、すべてのアプリケーションの動作サンプルレートを統一したり、ドライバの開放オプションを設定して問題を回避する必要があります。
また、マルチチャンネルドライバを読み込まない、信号を認識することが出来ない 2ch 限定のソフトウェアがあります。これはアプリケーション側の対応問題で、Antelope Audio のドライバーが原因ではありません。解決策としては ASIO4ALL や Voicemeeter などの中間ドライバを利用する方法があります。